【理学療法士が考える!】理学療法士(PT)の年収・給料と将来性

雑記

医療・介護分野で人気がある理学療法士は、現場では多くの若者が活躍している姿があります。

理学療法士は国家資格を持ち、病院などの医療機関で仕事をすることが多いため、給料面はいいように思えますが実際の給料は全体と比べてどうなのでしょうか?

理学療法士の年収に関しては様々なデータがあり、平均年収400万円超えのデータや平均年収350万円のデータがあったりとバラバラです。

しかし、実際に働いている理学療法士の1人として年収400万超えは本当なのかと疑問に思います。

実際に400万円超えている人の方が圧倒的に少ないのではないでしょうか?

公式のデータを参考に理学療法の年収などについてお伝えしますが、1つの参考としてご覧ください。

理学療法士の年収

理学療法士の平均年収は約295万円(残業代・ボーナス代含む)と言われています。

※参考:平成30年職種別民間給与実態調査 表7  職種別、年齢階層別平均支給額

この平均年収約295万円は給与所得者全体の平均年収は約432万円と比べると、かなり低めです。

しかし、給与所得者全体の平均年齢は約46歳であり、理学療法士の平均年齢は約32歳と若手が多いこと、理学療法士は残業が少ないことが多く、残業代が少ないことも要因としてあると言われています。

給与所得者全体 理学療法士
平均年齢 約46歳 約32歳
平均年収 約432万円 約295万円

理学療法士初年度の年収

理学療法士の初任給は勤める施設・地域などによって多少の変動がありますが、約244万円といわれています。

ここから努める施設・働き方によって左右されますが、少しずつ給料が上がっていくということです。

※参考:平成30年職種別民間給与実態調査 表7  職種別、年齢階層別平均支給額

 

理学療法士の平均年収の推移は?

※参考:平成30年職種別民間給与実態調査 表7  職種別、年齢階層別平均支給額

理学療法士の平均年収が約295万円に対して年収推移をみると300万円を超えていそうですが、理学療法士は若手が多いので下方に平均が偏りやすいので平均年収が約295万円といったところでしょうか。

理学療法の昇給は、正直高いとは言えません。

理学療法士に限らず、医療業界で働くということは診療点数に対して診療報酬が決まります。

理学療法士が行うリハビリでは経験年数や実力に左右されず、リハビリ時間(単位)に対して診療報酬が決まるので経営者にとっては給料を上げるだけ損になります。

しかし、経験年数が多く実力がある人は若手に比べて重症患者のリハビリを上手く行ったり、実績指数を上げやすいので、回復期リハビリテーション病院でいえば入院料1を取りやすくなる面でいえば給料が上がっても問題ないのかもしれません。

理学療法士の将来性

理学療法士の将来性:メリット

理学療法士は世の中で求められている

日本の高齢社会の到来ともに社会保障制度も変化していき、世の中の理学療法士の需要はますます高くなっています。

医療機関だけでなく、訪問リハビリや通所リハビリなどの介護保険を中心とした在宅分野にも人気が出ています。

理学療法士という仕事は求められているため、安定しているといえます。

世の中の理学療法士の需要が高まっており、これからも需要が高まることが期待出来ます

理学療法士の将来性:デメリット

理学療法士が飽和している

高齢社会で理学療法士の需要が高まりつつあるなか、理学療法士も爆発的に増えています。

令和1年の段階で理学療法士は約17万人であり、令和1年・2年の理学療法士合格者数は1万人を超えています。

理学療法士が爆発的に増えたことで個人レベルの質の低下理学療法士の意義や方向性を見失う者がいることも事実です。

理学療法士は年功序列で給料が上がる傾向があり、知識・技術を身に着けても現在の医療制度・介護保険制度では報酬が変わらないので努力する理由を見失ってしまうことも分からなくはありません…

しかし、理学療法士が爆発的に増えたことで理学療法士の希少価値は無くなり、理学療法士の資格とともに自己研鑽し個人の希少価値を高める必要があります。

 

理学療法士としていつまで働けるか?

理学療法士は最近になって爆発的に増えました。

現在の40代・50代の理学療法士の人たちは同世代の理学療法士が少ないので、役職者として臨床を離れている方が多いように見受けます。

しかし、理学療法士が爆発的に増えている現在では40・50代になった時に役職者の枠が十分にあるとは言えません。

そのため、40・50代でも臨床の現場で働き続ける可能性がありますが、身体がどこまで持つのか不安になってきます。

これからは理学療法士も競争になり、臨床の為にだけでなく、自分自身のためにも自己研鑽することが大切ということです。

まとめと個人の見解

平均年齢が異なるため単純に比較は出来ませんが、理学療法士の平均年収は約295万円であり、給与所得者全体の平均年収は約432万円と比べると低めです。

そして、多くの方が医療保険制度・介護保険制度を下に収入が決まるため、昇給がなかなか期待出来ない分野でもあります。

 

理学療法士は高齢社会の日本では世の中に求められていますが、理学療法士そのものが増えているため飽和してきています。

そのため、競争が激しくなり40・50代でも臨床で働き続ける人が出てくると思います。

また、40・50代では若手に比べて、どうしても筋力・体力が落ちます。

40・50代でも理学療法士として働き続けるためには、知識・技術を磨いておく必要があるのは言うまでもありません。

また、肉体的な限界が来た時に備えて、理学療法士として働き続ける以外の収入を得る方法が必要になるかもしれません。

理学療法士以外で稼ぐ方法

理学療法士は身体に関するスペシャリストです。

身体に関する知識を生かすことが出来れば、自己研鑽をもっと生かすことが出来ます。